終わりの世界から歌词笑い合えるってすごく幸せなこと
それをきみから教えてもらったんだよ
小さな時からなんでも知っていて
きみの趣味 その理想に合わせようとした
そんなきみがこっそり教えてくれた
好きな人 年上の綺麗な女性
追いつけない だから能力使う
過去へとリープ
そこでまたきみと出会いまた恋をするんだ
ぼろぼろに泣いてきみは探していた
突然いなくなったあたしの面影を
早く帰ろ でも能力は一方通行
未来には飛べなかった
遠くからきたってことを伝えたい
でもそれは駄目だってどこかで気づいてた
年上のあたしを見て訊くの
あなたに似た人を探してます
何か知りませんか と
ぼろぼろになってあの日を探していた
ばらばらになったふたりをつなごうとした
やめて あたし ここに居るよ
だからどこにも行かないで
また春が来てきみはここを発つと決めた
もしあなたがあの人だったらよかったのに と残し
恋をする 贅沢な感情
それを思い出した
だから全力でその手を取る
ぼろぼろになってきみにほんとを伝えた
ばらばらになった時空に吸い込まれていく
そして目覚めたらそこは一面灰色の世界
手に持ってたのは古びた一枚の写真
こんな色をしてた時代もあったんだ
そこで無邪気に笑ってる
きみに会いにここから旅を始めた
また笑えるかな あたしこの世界で
きみの写真は置いたままで歩き出す
終わりの世界から -麻枝准