1、歌词:
隠された花の名を
誰が知っているでしょう
灰色の世界をなぞって
朝露に景色は歪んだ
雨傘を差してもいいのは
涙のない人だけ
鏡には更紗眼鏡の様
変化する嘘吐きの化け物
夢うつつ 手を引いて
悲しみの眠る時に
ひとりきりの秘密を
月はただ照らした
あさましや 現の女に
人形の心と身体を
いつまでも変わらず笑うの
空っぽでいいから
本能と時計の交わりを
雌鳥にとめる術はないの
可哀想 知らぬまま
枯れていく麦のように
物陰で待ちぼうけ
硝子の靴もない
悲しい音色で鳴いた
三本足の鳥が
夢うつつ 手を引いて
悲しみの眠る時に
ひとりきりの秘密を
月はただ照らした
可哀想 知らぬまま
枯れていく麦のように
隠された花の名を
誰が知っているでしょう
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